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会長挨拶

会長 下川 智樹

第10回日本ロボット外科学会学術集会
会長 下川 智樹
(帝京大学医学部 心臓血管外科 教授)

この度、第10回日本ロボット外科学会学術集会を平成30年2月10日(土)に東京・アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ)において開催させていただくことになりました。このような機会を与えていただき大変光栄に思いますとともに、この場をお借りして学会役員の皆様方に心から御礼申し上げます。

日本は、2009年11月の薬事承認以来、約240台というアメリカに次ぐ世界第2位の手術支援ロボットda Vinci保有国になりました。すでに保険収載された前立腺悪性腫瘍手術、腎癌・腎部分切除以外にも、胃癌の胃切除術、咽頭癌・喉頭癌に対する咽喉頭切除術、子宮頸癌に対する広汎子宮全摘術は、先進医療Bの承認を経て保険収載へ向けた動きが加速しております。また、食道癌手術や大腸癌手術、最近では、肺癌の肺部分切除も行われ始め、心臓血管外科領域の心内手術も、2015年12月に薬事承認されました。手術支援ロボットda Vinciは、10年前の普及に踏み出した段階から、今は多様な応用の段階へと進展しています。今後は、さまざまな分野での活用範囲が一層広がり、さらに、手術支援ロボットにおける医療機器の新たな開発も行われるなど、新しいロボット手術の進展が期待されています。

このようにロボット外科手術のさらなる躍進が予測される中で、今大会のテーマを「これから10年」と掲げました。今回、ロボット外科学会学術集会も第10回という一つの大きな節目でございます。この10年を振り返り、これまでの発展・進歩を確認しつつ、これから10年先のさらなる進化につながるような大会にする所存であります。今大会は、これまでの概念の枠を超えて、ロボット支援手術に携わる医師、看護師や臨床工学士の皆様にフレッシュなアイディアを発表いただくとともに活発な討論をしていただければと考えております。また、私自身が心臓血管外科医でありますので、その分野での特色も出して行ければと思っております。新しい技術の展示も含め、様々な興味深い企画をご用意して、皆さまをお迎えする準備を医局員・スタッフ一同鋭意行っております。

今回は、東京の中でも先進的なイメージのある六本木アカデミーヒルズでの学会となります。東京は、2020年に夏期オリンピック開催を控えており、その熱気・躍動・期待感を感じていただけると思います。学術集会の合間に、周辺でのショッピング・お食事・散策も楽しんでいただければ幸いです。少しでも多くの方々に演題を応募していただき、是非、東京まで足を運んで討論に参加していただきますよう、心よりお願い申し上げます。

それでは、多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

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